r240186
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
『アンテナ利得の概念と高利得化手法および実現例【LIVE配信】』
 開催日時   2024年1月22日(月) 12:30~16:30 
開催場所  【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
価格 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
学生: 49,500円 (本体価格:45,000円)
  受講申込要領
価格関連
備考
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
備 考 ・資料付(PDFデータでの配布)
 ※紙媒体での配布はございません。
 ※セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
主 催  R&D支援センター 

 ※請求書、招待メール等は、R&D支援センター社より送付いたします。

 講師 福井大学 産学官連携本部 客員教授 工学博士(金沢大学)堀 俊和 氏
【ご専門】アンテナ・電波伝搬、電磁波工学、電波工学、無線通信工学
・IEEE Life Fellow(米国電気電子学会 ライフフェロー)
・IEICE Life Fellow(電子情報通信学会 終身フェロー)
・福井大学 産学官連携本部 客員教授
<略歴>
1974金沢大・工・電気卒.1976同大大学院工学研究科修士課程了.同年日本電信電話公社(現,NTT)入社.以来,主として衛星通信,移動通信など各種無線通信方式用アンテナおよび電波伝搬の研究実用化に従事.2001福井大・工・教授.大学では,主として広帯域アンテナおよびメタ・サーフェスに関する研究開発に従事.2016同退職.工博.
<学会活動>
2007~2008年度電子情報通信学会アンテナ・伝播研究専門委員長.2009同研究専門委員会顧問.2011~2012年度電子情報通信学会北陸支部長.2000年度米国電気電子学会APソサイエティ日本支部長.2009~2010年度同ソサイエティ名古屋支部長.2013~2014年度同会名古屋支部副支部長.
<著書> 
「Handbook of Microstrip Antennas」(共著),「アンテナ工学ハンドブック」(共著)等.
 受講対象・レベル ・アンテナを用いて新たな製品開発を行いたい若手技術者や新人の方、および、今更聞けない「アンテナ利得」について基礎から学び直したい方。
 必要な予備知識 ・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説します。
 習得できる知識 ・アンテナ開発において重要な「アンテナ利得」ではあるが、完全に理解している人は決して多くはない。「アンテナ利得」を基礎から学び直し、アンテナ設計および改良に自信を持って対応できる。
 趣旨  アンテナは「無線技術の顔」である。しかし、実用されている全てのアンテナが十分に設計されているとは言いがたい。特に、「アンテナ利得」は基本的かつ重要な特性であるが、完全に理解している人は少ない。本セミナーでは、今更聞けない「アンテナ利得」の完全理解に向けて、「アンテナ利得」の基礎から開発および実用設計まで詳述する。
 本講演では、「アンテナ利得」の様々な定義の整理からはじめ、アンテナ形式に応じた利得の概念をまとめるとともに、実効面積(有効面積)、能率(効率)との関係を明確にする。次に、実用アンテナの利得と周波数との関係から、アンテナ利得の最適な測定法について述べる。さらに、実用の際に必要となる、アンテナの高利得化手法をまとめ、実現した高利得アンテナの設計および特性を明らかにする。
 本講演により、「アンテナ利得」の理解者が1人でも多く増え、最適設計されたアンテナが実用されることを期待する。
プログラム  1. アンテナ利得の概念
   1-1. 放射指向性と放射電力
   1-2. 放射電力とアンテナ利得
   1-3. 実効面積とアンテナ利得
   1-4. 開口分布と開口能率
 2. 実用アンテナの利得と評価
   2-1. アンテナ形式と利得
   2-2. 実用アンテナの利得と周波数
   2-3. アンテナ利得の測定法
 3. アンテナの高利得化手法
   3-1. 無給電素子付加
   3-2. 反射板付加
   3-3. 放射素子のアレー化
   3-4. 開口面積拡大・高能率化
 4. 高利得アンテナの実現例
   4-1. 線状アンテナの高利得化
   4-2. 平面アンテナの高利得化
   4-3. 開口面アンテナの高能率化