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※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
『ポスト液系リチウムイオン電池の最新動向~全固体・Naイオン・Li-S電池~【Webセミナー】』
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開催日時 |
2024年3月27日(水) 10:30~16:55 |
開催場所 |
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
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価格 |
(税込) 55,000円 (Eメール案内登録価格:1名49,500円,2名55,000円,3名73,700円)
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価格関連
備考 |
※Eメール案内を希望されない方は、「55,000円×ご参加人数」の受講料です。
※Eメール案内(無料)を希望される方は、通常1名様55,000円から
★1名で申込の場合、49,500円
★2名同時申込の場合は、2名様で55,000円
★3名同時申込の場合は、3名様で73,700円
★4名以上同時申込の場合は、ご参加者数×22,000円
※2名様以上の同時申込は同一法人内に限ります。
※2名様以上ご参加は人数分の参加申込が必要です。
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備 考 |
※資料付
本セミナーの資料はPDF形式(電子データ)で配布予定です。
サーバーからダウンロードしていただきます
会社システムセキュリティ等によりお受取方法に制限がある場合は、他の受取可能な受信環境でダウンロードしてください
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
セミナで共有・公開・配布される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。 1)キャンセル期限
お申し込み後にキャンセルされる場合は、開催日前日から起算して8営業日前16時(土日祝祭日当社休業日を除く)まで。
それ以降のキャンセルはお受けできませんので、代理の方がご出席ください。
代理の方も出席できない場合は資料の送付で出席に代えさせていただきます。
受講料未入金のままご欠席されてもキャンセルにはなりません。受講料100%を請求させていただきますので予めご了承ください。
2)キャンセル手続きとキャンセルの完了
お電話またはe-mailにてご連絡ください。確認次第、弊社(または主催者)からe-mailまたはFAXにてキャンセル受付の返信をいたします。
※キャンセル受付を受信していない方はキャンセル手続が完了していませんのでご注意ください。
※セミナーの中止
以下の場合セミナーを中止にさせていただく場合があります。
1)開催規定人数に満たない場合
2)感染症、自然災害等で開催により安全が確保できないと主催者が判断した場合
中止になった場合は、開催日の1週間前までにご連絡の上、ご入金済みの場合は返金いたします。 |
主 催 |
S&T出版 |
※請求書、招待メール等は、S&T出版より送付いたします。
講師 |
小林 直哉 氏 (株)NKエナジーフロンティア 代表取締役 博士(工学)
秋本 順二 氏 国立研究開発法人産業技術総合研究所 省エネルギー研究部門 首席研究員
本間 剛 氏 長岡技術科学大学 物質生物系 教授
撹上 健二 氏 (株)ADEKA 研究開発本部 環境・エネルギー材料研究所 環境・エネルギー材 料研究室 室長 兼 バッテリースペシャリスト
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趣旨 |
資源リスク、安全性、エネルギー密度、出力密度、寿命、コスト改善要求から、実用化が期待される代表的なポスト液系LiB電池の最新動向を解説。
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プログラム |
第1部 10:30~12:00
全固体電池の技術と開発動向
小林 直哉 氏
「脱炭素」をキーワードに化石燃料中心の社会からの脱却が求められています。電池はそれを実現するためのキー技術の一つです。昨今は「全固体電池」に多くの関心が寄せられており、国内外で精力的に研究開発が進められています。自動車企業をはじめとして、実用化への動きも散見されます。本セミナーでは、全固体電池のメカニズム、開発概況、現状の技術的課題、特に電極界面への取り組み、そして今後の見通しについて解説します。
1. 序論:二次電池・全固体電池を巡って
1.1 背景:市場予測・近年のニュース・関連メーカの動き等
1.2 固体電解質開発史
1.2.1 固体電解質が備えるべき要件
1.2.2 各固体電解質の種類と特徴
1.3 完成形の全固体電池を巡る概況
1.3.1 エネルギー密度とリコール件数の関係(民生用LIBを例に)
1.3.2 全固体電池開発の各社の取り組み
1.3.3 完成形としての全固体電池の特徴
2. 固体電池の分類と定義および代表的な各メーカ
3. 全固体電池の課題
3.1 電解液系電池(LIB)との比較から
4. 全固体電池の研究開発
4.1 硫化物系固体電解質
4.1.1 硫化物系全固体電池の課題抽出
4.1.2 正極材料開発
4.1.3 正極材料の界面制御と表面処理技術開発
・Al表面処理によるアプローチ
・黒鉛負極との組み合わせ
・正極の改良~LiAlO2被覆NCM~
・各部材項目ごとの主な使用材料(正極、負極/固体電解質、セル)
4.1.4 次世代高容量材料開発現況
4.2 酸化物系固体電解質
・固体電解質の機械特性・ヤング率
・酸化物固体電解質の種類と特徴
・酸化物系固体電解質の課題
4.3 ハロゲン系固体電解質
5. 全固体電池の製造プロセス
6. 今後の課題と展望
6.1 全固体電池の課題
6.2 今後の展望
6.3 今後の研究開発指針
第2部 13:00~14:15
酸化物型全固体リチウム電池の技術動向
秋本 順二 氏
不燃性の無機固体電解質を用いた全固体電池の実現についての期待が高まっている。特に、化学的に安定な酸化物系電解質材料を活用した酸化物型全固体電池は、高い安全性が可能となることから、その実現が期待されているが、現状では、電解質界面の抵抗低減などのブレークスルー技術の開発が必要不可欠である。本講演では、全固体電池の特徴、開発状況、酸化物系固体電解質材料の進展、酸化物型全固体電池の形成例について概説する。
1. はじめに
2. 酸化物系電解質材料の進展
2.1 固体電解質材料の歴史
2.2 ガーネット型電解質材料とその特徴
2.3 その他の酸化物系電解質材料の特徴
3. 酸化物型全固体電池の形成
3.1 非晶質電解質を使用した低温焼結による電池形成
3.2 非晶質材料と結晶材料を複合化させた電解質を使用した圧粉成形による電池形成
3.3 圧粉成形による酸化物型全固体リチウム硫黄電池の形成
3.4 焼結型全固体電池の特徴と課題
3.5 ガーネット型電解質材料を使用した低温焼結による電池形成
4. 新規酸化物系電解質材料の探索
5. おわりに
第3部 14:20~15:35
全固体ナトリウムイオン電池の技術動向-ガラスセラミックスによる酸化物系全固体電池
本間 剛 氏
ナトリウムイオン電池の全固体化は、比較的低めなエネルギー密度の向上と、希少元素を用いない点に加えて、安全性とサイクル安定性など多面的に興味深い電池として期待されている。我々はガラスが示す粘性流動と結晶化を活用して、無拘束で動作する全固体電池を提案している。本講演では全固体電池の開発動向と、我々が開発を進めている全固体電池の特徴と関連技術について解説する。
1. ナトリウムイオン電池開発の意義と課題
2. ガラスセラミックスの熱的性質
3. 粘性流動を活用した同時焼成による活物質-固体電解質界面の形成
4. レーザーによる局所加熱のメカニズム
5. 全固体電池を構成する材料へのレーザー照射とその特徴
6. まとめ
第4部 15:40~16:55
リチウム-硫黄電池の技術動向
撹上 健二 氏
硫黄系正極活物質は、高容量である、メタルフリーで資源的制約が少ない、比較的低温で製造できる等の特長を有し、Li金属負極と組み合わせたリチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)は、SDGs達成のキーとなる次世代電池として期待されている。本講演では、Li-S電池の技術・開発動向、ならびに硫黄系正極活物質の1つである「硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN)」の特徴を解説する。また、SPAN電池の軽量化の設計指針や固体電池への適用についても説明する。
1. リチウム-硫黄二次電池(Li-S電池)の基礎と開発動向
2. 硫黄系正極活物質の分類(硫黄結晶型,硫黄‐炭素複合型,ポリマー型)と技術動向
3. 硫黄変性ポリアクリロニトリル(SPAN)
4. SPANの合成、物性、充放電特性
5. SPAN正極を用いたLi-S(Li-SPAN)電池の充放電特性
6. 世界最軽量二次電池への挑戦
7. Li-SPAN電池の安全性
8. 全固体Li-SPAN電池の充放電特性
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