1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、

 受講料  が格安となります。

☆☆☆Web配信セミナー☆☆☆

『ノイズ対策の重要ポイント~グラウンド/シールド徹底理解』 



 S220221AW1



 テキストとして、「電子機器・装置のノイズ対策入門 グラウンド/シールド設計徹底理解」(斉藤成一 著、オーム社/3630円(税込み)を使用しますので、
申込用紙のテキスト希望欄に○印を記入下さい。受講料、テキスト代(実費)を合わせて請求させていただきます。


 ☆☆☆本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆



開催日時:2022年2月21日(月)10:30-16:30
受 講 料:1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
     
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)


 ★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、
 お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

 ★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

 ★受講中の録音・撮影、スクリーンキャプチャ等は固くお断りいたします。

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 Web配信(Zoom)セミナー日程表


 ***関連セミナー*** ★Web配信セミナー★『~高周波技術の基礎と展開~高速回路(Mbps~Gbps級)の実装設計』(2022年4月11日(月))

講 師

 

 斉藤成一(さいとうせいいち) 氏 

   SSノイズラボラトリ 代表(博士(工学))

 <略歴>  早稲田大学理工学部を卒業後、電機メーカにて,化学,鉄鋼プラントなどの制御用コンピュータシステムや通信サーバなどの研究・開発を担当し,基盤技術の高速信号伝送やEMCの研究・開発なども幅広く経験する。また,各種事業製品のノイズ問題解決のキーマンとしても活動する。
 2000年に博士後期課程(社会人)にて学位を取得し,その後,高専・大学にて,環境電磁工学の研究指導や高周波回路・通信工学・コンピュータなどの講義を担当する。
 2016年にSSノイズラボラトリを立ち上げ、技術コンサルティングの事業を始める。
学会活動としては,IEEE SPJW General Chairなどを経験し,電気学会では各種のノイズ関連アイソレーション調査専門委員会で長年活動し,現在は電気学会・上級会員,IEEJプロフェショナル。
<主な著書>   「電子機器・装置のノイズ対策入門」単著,オーム社(2020年) / 「無線通信工学の基礎と演習」共著,コロナ社(2014年),等。

 セミナーの概要

 

 最近の電子装置では,プロセッサのクロック高周波数化をはじめ高速化が進んでおり,対ノイズ設計の要となるグラウンドおよびシールドを高周波の観点で十分加味して設計段階から適切に盛り込むことが必要となります。グラウンドでは,信号の高速化とともにインピーダンスの上昇や共振への対応などの課題が顕在化し,トライアルアンドエラーや1点グラウンドの考え方では解決不可能なケースが非常に多くなっています。また,シールドでは,シールド方法の種類やポイントを知らなかったために,シールド効果が思い通り得られずに耐ノイズやEMI規格を満足できなかったり,大幅なコスト増大が発生したりするケースが見られます。
 本セミナーでは,グラウンドとシールドの基本を把握いただき,基板から装置・システムに至るまで実際の設計に効果的に展開できるように,理論と実際をわかりやすく解説するとともに,事例を適宜交えることで理解度を高めます。なお,事例説明では単なる事例紹介に留まらず,事例分析によって応用力を養うことを志向します。

 講義項目

 

<グラウンド>
 1 グラウンドとは
  1.1 電子機器・装置におけるアースの役割
  1.2 電子機器・装置におけるグラウンドの役割


 2 グラウンドの基本
  2.1 共通インピーダンスによるノイズ誘導
  2.2 1点グラウンドと多点グラウンド
  2.3 グラウンド導体の特性(抵抗とインダクタンス)
  2.4 ノイズ伝導の基本(モードの考え方)
  2.5 コモンモード除去の実験例


 3 基板におけるグラウンド
  3.1 グラウンドの考え方「信号リターン」
  3.2 グラウンドの考え方「基準点」
  3.3 基板のグラウンド変動(平板共振)
  3.4 両面基板のグラウンド設計における課題
  3.5 多層基板のグラウンド設計における課題
  3.6 <事例1>基板グラウンドスリットによるクロストーク
  3.7 <事例2>基板のグラウンド分割による不具合


 4 装置におけるグラウンド
  4.1 装置におけるグラウンドの種類(FG、SG、ACG)
  4.2 装置におけるグラウンドのポイント
  4.3 装置筐体のグラウンドとしての働き
  4.4 パワー回路におけるグラウンドのポイント
  4.5 <事例1>EMI規格適合への対策事例
  4.6 <事例2>シールド端末処理によるEMI低減事例


 5 システムにおけるグラウンド
  5.1 システムにおけるグラウンドの考え方
  5.2 信号ケーブル接続における注意点
  5.3 コモンモードノイズの伝搬メカニズム検討
  5.4 <事例1>装置間グラウンド電位差による誤動作
  5.5 <事例2>ケーブルをFG接続するとデータ異常発生


 6 混成グラウンド
  6.1 混成グラウンドの使い方(高周波多点グラウンド)
  6.2 混成グラウンドの使い方(低周波多点グラウンド)


<シールド>
 1 シールドとは
  1.1 シールドの目的と役割
  1.2 空間を伝わる3つの形態(電界、磁界、電磁波)


 2 シールドの基本
  2.1 波動インピーダンスとは
  2.2 波動インピーダンスとシールドの関係


 3 静電シールド
  3.1 静電シールドの原理
  3.2 静電シールド適用のポイント
  3.3 <事例>静電シールドによるノイズ誘導対策


 4 磁気シールド
  4.1 磁気シールドの原理
  4.2 磁気シールド適用のポイント
  4.3 磁気シールド効果の算出
  4.4 磁気シールドと磁性シートとの違い
  4.5 <事例>磁気シールドカバーのシールド効果測定


 5 電磁誘導による電磁シールド
  5.1 電磁誘導による電磁シールドの原理
  5.2 電磁誘導による電磁シールド適用のポイント
  5.3 <事例>ディジタル回路から微小アナログへの誘導


 6 電磁波に対する電磁シールド
  6.1 電磁波に対する電磁シールドの原理
  6.2 電磁波に対する電磁シールド適用のポイント
  6.3 シールドに存在する「すきま」の影響
  6.4 <事例1>基板における静電気ノイズ強化
  6.5 <事例2>電磁波に対する電子機器のシールド効果測定
  6.6 <事例3>強電磁環境下でのコンピュータ稼働実現




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