☆☆☆Web配信セミナー☆☆☆
☆☆☆本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆
開催日時:20221年2月16日(水)11:00-16:00
受 講 料:お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
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<略歴、等> | トヨタ自動車入社。技術・生産技術で鋼材料の開発や表面処理技術開発に従事し、鉄鋼メーカと新規鋼導入開発や鋼部品の高強度軽量化技術開発などを推進。1999年より、燃料電池自動車開発に携わり、高圧水素、腐食といった特異環境に対応した材料の評価・選定業務を担当。この中で、世界的に類例が少ない高圧水素環境下での鋼の疲労度の研究を進め九州大学とともに論文発表。 2012年、工学博士取得(九州大学)。同年、トヨタ自動車を退職。 |
機械部品のみならず、橋梁などの構築物における金属疲労についてはマスコミでも取り上げられ既に周知されているところです。その原因の多くが設計段階でのミスとされています(次に過負荷,環境の順)。安全を見過ぎた設計をすれば製品として成立しないか、または競争力を失うことになります。また、き裂を早期発見しようとしても高額な費用を要するばかりでなく、発見が困難な場合が殆どです。なによりも信頼性を確保した上での適切な強度設計が大切なのです。疲労は微小なき裂が少しずつ進展して破壊に至るミクロな現象のため多くの要因(材料、使用環境など)の影響を受けます。このため、設計の信頼性を高めるためには、力学的な検討に加え、強度を担保する実体である材料の疲労メカニズムの理解が重要になります。
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