先端半導体パッケージング技術
の最新動向
FOWLP , 3D-IC/TSV , Siブリッジ、
各種インターポーザが融合する実装形態の多様化と
チップレットを用いたヘテロインテグレーション
S220909NW
本セミナーは Zoom を使用いたします。
開催日時:2022年9月9日(金)13:00-16:30 (12:55受付開始)
受 講 料:お1人様受講の場合 48,400円[税込] / 1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
本セミナーでは、最近の半導体パッケージングで話題となっているFOWLP (Fan- Out Wafer-LevelPackaging)
とシリコン貫通配線(TSV)を使った三次元積層型集積回路(3D-IC)の特徴やそれらに必要とされる技術について
分かりやすく説明します。
一昔前の傾向では、比較的高い性能に加えてコスト重視でモバイル用途のスタンダードとなったFOWLPと、コ
ストよりも極めて高い性能を優先してHigh-Performance Computingの主役になった3D-ICは分けて扱われてき
ました。しかし、最近では両者が融合した構造やEMIBに代表されるSiブリッジ、さらに各種インターポーザなど
が登場し、コストと性能の両軸を追求するパッケージング形態が次々と登場しています。そこにムーアの法則のけ
ん引役と言われるチップレットの概念が登場し、パッケージング形態がより多様化しています。
ここではその分類や国内外の最新の取り組みを紹介し、昨今著しく研究が加速するDie-to-Wafer方式のハイブ
リッド接合技術なども含め、半導体パッケージング技術最大の国際会議ECTCでの発表内容を中心に動向を解説し
ます。
1 先端半導体パッケージの背景 :
Fan-Out Wafer-Level Packaging (FOWLP)と三次元積層型集積回路(3D-IC)の比較
2 FOWLP
2.1 FOWLPの概要と歴史
2.2 FOWLPの分類(Die-first, RDL-first, InFO)と特徴
2.3 FOWLPの課題
2.4 FOWLP の研究開発動向
3 3D-IC
3.1 3D-ICの概要と歴史
3.2 3D-ICの分類
3.2.1 積層対象による分類(Wafer-on-Wafer vs. Chip-on-Wafer)
3.2.2 積層形態による分類(Face-to-Face & Back-to-Face)
3.2.3 TSV形成工程による分類
Via-MiddleによるTSV形成工程 / Via-LastによるTSV形成工程
3.3 TSV形成技術
3.3.1 高異方性ドライエッチング(Bosch etch vs. Non-Bosch etch)
3.3.2 TSVライナー絶縁膜堆積
3.3.3 バリア/シード層形成
3.3.4 ボトムアップ電解めっき
3.4 チップ/ウエハ薄化技術
3.5 テンポラリー接着技術
3.6 アセンブリ・接合技術
3.6.1 微小はんだバンプ接合技術とアンダーフィル
3.6.2 SiO2-SiO2直接接合(フュージョンボンディング)
3.6.3 Cu-Cuハイブリッドボンディング
3.6.4 液体の表面張力を用いた自己組織化チップ実装技術(セルフアセンブリ)
4 チップレット :
Xilinx社とAMD社の例を挙げて
5 各社の高密度半導体パッケージング技術の開発動向
5.1 Sony社の三次元イメージセンサ技術
5.2 DRAMメーカのHBM(High-Bandwidth Memory)技術
5.3 TSMC社の2.5Dシリコンインターポーザ技術
5.4 TSMC社のChip-on-Wafer-on-Substrate (CoWoS)技術
5.5 TSMC社のInFO (Integrated Fan-Out)技術
5.6 Intel社のEMIB (Embedded Multi-Die Interconnect Bridge)技術
5.7 Intel社のFoveros技術
5.8 新光電気工業社の2.3D有機インターポーザ i-THOP技術
6 世界最大の半導体パッケージング技術国際会議ECTC2022を振り返って
~ 多様化する実装形態の進化
7 おわりに