最先端スマート農業と未来展望
ROSとモーションキャプチャによるドローン飛行制御
機械学習(CNN)を用いた画像解析技術のIoAT・Agro CPSへの応用
S220729NW
本セミナーは Zoom を使用いたします。
開催日時:2022年7月29日(金)13:00~17:00 (12:55受付開始)
受 講 料:お1人様受講の場合 49,500円[税込] / 1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込] / 1口(3名まで受講可能)
<略歴>
平成10年筑波大学大学院理工学研究科修士課程・修了.
同年、日本電信電話(株)NTTアクセスサービスシステム研究所・入社.
平成22年より至現在、日本工業大学基幹工学部電気電子通信工学科・教授、博士(情報学).
無線通信工学を専門とし、5Gやドローンを用いた次世代ネットワークなどの研究開発に従事。
また近年では、雷椎茸の栽培促進や人工照明によるトマト栽培など農学分野の研究にも従事。
主要著書は、超進化802.11高速無線LAN教科書-MIMOからMassive MIMOを用いた伝送技術
とクロスレイヤ評価手法-(コロナ社)
最新のスマート農業技術では「土を使わない」,「太陽を必要としない」,「天候に左右されない」,
「作物の美味しさを引き出す」といった新しい栽培手法が取り入れられています.このような生産性が
高く,労力が軽減される農業のやり方をスマート農業と言い,新たな6次産業としてして国や企業が精
力的に推し進めています.
この講座では、将来のスマート農業の展望を含む社会情勢や技術から始まり,関連した植物栽培の基礎
知識まで解説します.例えば,企業などの受講者の皆さんが実際に役に立つ栽培方法を「とまと水耕栽
培」やTVの情報番組にも取り上げられた「雷しいたけ栽培」などを例に挙げてわかりやすく紹介します.
1. 世界的なスマート農業のニーズ
人口増加/環境変動による世界的「Zero Hunger」の目標
2. Agriculture 4.0の実現
IoAT(農業IoT)とAgro CPS(農業サイバーフィジカル)のアーキテクチャーの関係
3. スマート農業における5Gの活用
通信デバイスやインフラの活用例やNP(国プロ)の現状
4. 現在取組んでいる最新技術の紹介
超小型ドローンを用いた受粉システム IA画像判別機を用いたサツマイモ品質判定 ドローンによる果樹(ナシ)の花粉採取および受粉作業の自動化 雷によるシイタケ増産システムの開発