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『ライトフィールドディスプレイの原理、最新動向とビジネスの可能性』
★理論的基礎からライトフィールドディスプレイ原理,その可能性まで詳細解説!
 開催日時   2020年6月1日(月) 10:30~16:30
会 場  江東区産業会館 第2会議室
受講料  非会員:55,000円(税込)…資料付
 会  員:49,500円 (税込)…資料付
  〇会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
      ★1名様申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 …会員価格をご希望の場合は、通信欄にセミナー案内の配信方法(E-mail案内、または郵送案内)をお書きください。

  受講申込要領
定 員  10名 ※現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。 
主 催  株式会社R&D支援センター 

 ※請求書、受講票等は、R&D支援センターより送付いたします。

講 師 法政大学 情報科学部 教授(博士(情報理工学))  小池崇文 氏
【専門】
3次元映像技術,コンピューターグラフィックス(CG),VR/AR
【略歴】
東京工業大学理学部物理学科,東京大学工学系研究科修士課程を経て日立製作所に入社。在職中に東京大学情報理工学系研究科電子情報学専攻博士課程終了。博士(情報理工学)。2013年3月に日立製作所を退職し,4月より法政大学 情報科学部 教授。専門は,画像処理,CG,コンピュテーショナル・ディスプレイ/カメラ,バーチャルリアリティ・拡張現実,応用光学など。現在は"実世界指向メディア","Computational Reality"というキーワードで要素技術から全体システム,応用まで研究を行っている。映像情報メディア学会,日本バーチャルリアリティ学会,情報処理学会,ACM,OSA,IEEE会員。各種,国内・国際学会の委員も多数務めている。
 受講対象・レベル  ディスプレイ技術に携わる研究者,技術者.ディスプレイを用いたアプリケーションを検討している技術者・企画立案者.3D映像・ライトフィールドディスプレイに興味のある方。
 習得できる知識 ・ライトフィールドの概念・考え方・理論的基礎
・ライトフィールドディスプレイの原理
・ライトフィールドディスプレイの基本的な設計手法
・ライトフィールドディスプレイのアプリケーション
・ライトフィールドディスプレイの学術研究動向
・ライトフィールドディスプレイの将来的な課題
 趣 旨 ライトフィールドは,光を位置と方向で技術する概念で,光学設計のみならず,情報技術との親和性も高く,今後のディスプレイやカメラを支える基盤として重要な概念です。そのような基盤の上に開発されているライトフィールドディスプレイは,3Dディスプレイのみならず,光を正確に再現するディスプレイとしての基盤技術とも言えます。ライトフィールドの基礎,ライトフィールドディスプレイの原理から,最近の研究動向や適用分野について説明いたします。
講義項目 1 ライトフィールドの基礎
 1.1 ライトフィールドとは何か
 1.2 ライトフィールドの背景・歴史
 1.3 ライトフィールドの理論的基礎
2 ライトフィールドの理論
 2.1 ライトフィールドの定式化
 2.2 ライトフィールドの座標系
 2.3 ライトフィールドの解析方法
3 ライトフィールドディスプレイの原理
 3.1 標本化方式ディスプレイ
 3.2 積層方式ディスプレイ
 3.3 ライトフィールドディスプレイの実装例・設計例
 3.4 ライトフィールドデータの取得・生成
4 ライトフィールドディスプレイのアプリケーション
 4.1 3Dディスプレイ
 4.2 質感再現ディスプレイ
 4.3 焦点調整機能付きディスプレイ
 4.4 空中像表示・ヘッドアップディスプレイ (HUD)
5 ライトフィールドディスプレイの研究動向
 5.1 ヘッドマウントディスプレイ (HMD)
 5.2 メガネ型ディスプレイ
 5.3 中心咼表示・超多眼表示
6 ライトフィールドディスプレイの可能性・課題