講師 |
中村光雄 氏 三井物産株式会社 モビリティ第一本部 自動車第三部 EV・エンジニアリング事業室(元㈱SUBARU 技術研究所)
【講師経歴】
1979年4月 富士重工業㈱ 入社 パワーユニットの電子制御システムの先行開発を担当。
1997年~ 電動車両(EV/HEV)の研究開発に従事。
2003年~2005年 NECラミリオンエナジー社に出向、電池パック技術開発に従事。
2006年~2010年 軽自動車ベースのEV開発に従事。
2011年~ 技術研究所にて電動車に関する要素技術の研究開発に従事。
2018年10月 ㈱SUBARU 退職 現在は三井物産モビリティ第一本部に在籍。
【所属学会】
・自動車技術会 蓄電システム技術部門委員会幹事
・電気学会 移動体エネルギーストレージ & パワーサプライシステム調査専門委員会
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セミナーの
趣旨 |
電気自動車の普及に向け、航続距離の伸長、充電時間の短縮、車両価格の低減が求められている。これに伴い、車載バッテリの大容量化が進行しているが、充電時間とは相反する関係があり、安易な大容量化は商品性、利便性を損なう結果を招いてしまう。そこで検討されているのが、超急速充電である。本セミナーでは超急速充電を実現するための、主として車両側の課題と対応について解説する。
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セミナー
対象者 |
EVの超急速充電、ならびに電池技術に関心・課題のある事業企画担当者、研究者など、電動車両の普及、それに伴うビジネス機会を調査されている方、電動車両、充電システム、電池の技術に興味のある方
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セミナーで
得られる
知識 |
最新の充電規格、車両側の課題、及び動向など。電動車両が普及し始めた背景と、その周辺技術。
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プログラム |
※ 適宜休憩が入ります。
1 背景
1-1 BEVの開発動向
1-2 BEV用LIBの開発動向
2 超急速充電の必要性
2-1 車載バッテリの大容量化と超急速充電の必要性
2-2 しかし・・・
2-3 超急速充電への対応
3 急速充電規格
3-1 現状規格
3-2 充電プロファイル
4 次世代急速充電規格
4-1 超急速充電規格
4-2 バッテリシステムへの要求性能
4-3 超急速充電プロファイルの確立
4-4 セルの冷却と昇温
4-5 発熱への対応
5 今後の動向
5-1 中国との協働
5-2 その他
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