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『セラミックスの破壊メカニズムと強度試験・信頼性評価入門』【Live配信セミナー(Zoom)】
 金属材料より優れた耐熱性,高比強度,耐摩耗性を持つセラミックス材料。セラミックス材料の最大の欠点は脆く、延性を持たない為、損傷や破壊が突然発生することになります。そのため製品における強度試験や信頼性の評価が重要となってきます。そこでセラミックスの破壊メカニズムについて金属材料と比較しながら解説いたします。
 開催日時   2021年8月27日(金) 13:00~16:30 
会 場  【Live配信セミナー】※会社、自宅にいながら受講可能です。
受講料 44,000円 ( E-Mail案内登録価格 41,800円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円、E-Mail案内登録価格:本体38,000円+税3,800円
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
 1名申込みの場合:受講料( 定価:35,200円/E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】適用を希望とご記入ください。
※他の割引は併用できません。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で44,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)

  受講申込要領
配布資料  ・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
 ※開催日の4~5日前に発送します。
  開催前日の営業日の夕方までに届かない場合はお知らせください。
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
 
オンライン
配信
 【ZoomによるLive配信】  
 ・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 ・お申し込み後、接続確認用URL(https://zoom.us/test)にアクセスして接続できるか等ご確認下さい。
 ・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
 ・セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
 ・リアルタイムで講師へのご質問も可能です。
 ・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
 
備 考 ※資料付(郵送)
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
 
主 催  サイエンス&テクノロジー 

 ※請求書、受講票等は、サイエンス&テクノロジー社より送付いたします。

 講師 香川大学 創造工学部 創造工学科 先端材料科学領域 准教授  松田伸也 氏 
 【専門】 材料力学,材料強度学,破壊力学
 セミナーの趣旨  構造物や製品において、その部品の破損はシステムの故障や重大な事故を引き起こす可能性があります。したがって、長期信頼性を確保した構造物や製品を強度設計製作するためには、使用する材料の強度試験を行い、強度特性を理解することは必須です。金属は、強く,よく伸びる性質を有します。そのため、いきなり壊れることはなく、必ずその変形や損傷の徴候がみられます。一方でセラミックスは、金属材料と比較して耐熱性,高比強度,耐摩耗性など優れた特性を有しています。しかしながら最大の欠点は、非常に脆く、金属のように伸びないためにその変形や損傷の徴候が見られず、突然、脆性破壊します。このように金属とは対照的である、脆く伸びないセラミックスならではの強度の考え方・取扱い方があります。そこで本講座では金属材料と比較して、➀破壊メカニズムや破損の仕方の違いを説明し、②破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎を学びます。次に、③強度試験方法および強度データの取扱い方の基本を実データを用いて解説します。
 得られる
知識
・セラミックスと金属の破壊の仕方の違い
・破損したセラミックスの原因の見つけ方の基礎
・基本的な強度試験方法と強度の取扱い方
 予備知識 ・材料力学の基本を身についている方が望ましい
 どんな方に
役立つか
・これからセラミックスを構造部品などに使用するとき,基本を身に着けたい方
・セラミックスは金属と同じ考え方・強度設計でよいと考えている方
・セラミックスは,脆いから使えない・使いたくないと思っている方
講義項目 1 セラミックスの破壊原因と破壊規準
 1.1 セラミックス強度信頼性評価に関する歴史
 1.2 金属とセラミックスの破壊原因と破壊規準
  (1)金属材料の塑性降伏条件
  (2)セラミックスの破壊原因と破壊条件
 1.3 金属とセラミックスの破壊形態
2 強度試験
 2.1 引張試験の問題点
 2.2 曲げ試験と破壊じん性値試験
 2.3 強度特性に及ぼす諸因子(速度・加工キズ)の影響
3 強度信頼性評価の基礎
 3.1 ワイブル分布
 3.2 ワイブル解析方法と強度解析事例
 3.3 強度に及ぼす寸法効果の評価法
□ 質疑応答 □