1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、

 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。


☆☆☆Web配信セミナー☆☆☆


『生体模倣モデルの新時代:
 再生医療から動物実験代替までの全景と
  デジタル化時代への展望』



 S231106AW



 ☆☆☆本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆


開催日時:2024年1月24日(水)11:00-17:00
受 講 料:1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
     
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)


 ★本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、
 お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。

 ★インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。
 講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。

 ★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

 講 師

 

 木田泰之(きだやすゆき) 氏 

   産業技術総合研究所 細胞分子工学研究部門 ステムセルバイオテクノロジー研究グループ長(バイオサイエンス博士(Ph.D))

 <略歴>  2000年 鳥取大学 医学部生命科学科 卒業
 2002年 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 修士課程修了
 2004年 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 博士課程短期修了
 2004年 東北大学 加齢医学研究所 神経機能情報分野 助教
 2008年 米国Salk生物学研究所 Gene Expression Lab Research Associate
 2012年〜 国立研究開発法人産業技術総合研究所 研究グループ長
 2021年〜 国立大学法人筑波大学 ライフサイエンス学位プログラム 協働大学院 教授
  2016年 特定認定再生医療等委員会 細胞加工専門委員・分子生物学専門委員
<所属学会>   日本再生医療学会、日本分子生物学学会、食品免疫学会、等

 セミナーの概要

 

 本セミナーでは、生物の組織や機能を模倣したモデル(生体模倣モデル)について、その基本的な考え方から、作製に必要な学問やデバイス、細胞、技術等を具体的に解説します。特に再生医療との関係や、その技術がどのように動物実験の代替手段となり得るかについて焦点を当てます。さらに、デジタル化時代における生体模倣モデルの展望と適応についても考察します。
 最初に、生体模倣モデルの概念とその進化、人工臓器との違い、そしてなぜ今、生体模倣モデルが必要とされるのか、特に再生医療や創薬、デジタル化時代への適応の観点から説明します。次に、生体模倣モデルの作製に必要な学問、すなわち組織工学、発生学、幹細胞工学、生理学、神経科学について深掘りします。その後、生体模倣モデルの作製に用いられる主要なデバイスやチップ、細胞について解説します。特に微細加工技術や適した材料、デザインパターンなどについて詳しく説明します。血管作製技術や複数の臓器を連結する技術、そして神経ネットワークの役割についても詳細に解説します。最後に、生体模倣モデルが再生医療、創薬、診断、毒性試験、機能性食品開発等の分野にどのように応用されるか、世界的な動向を踏まえながら議論します。
 このセミナーを通じて、生体模倣モデルの全体像を理解し、その進歩と応用が生命科学、医療、製薬業界にどのような影響を与えるかについての深い洞察を得ることができます。最後に質疑応答の時間を設けていますので、参加者の皆様からの積極的な質問や議論をお待ちしております。

 講義項目

 

 1 生体模倣モデルの浸透とその背景
  1.1 概略:生体模倣モデルの定義と利用方法
  1.2 生体模倣モデルの進展と歴史
  1.3 人工臓器と生体模倣モデルの主要な違い
  1.4 なぜ今、生体模倣モデルが注目されるのか:再生医療と創薬の展望
  1.5 動物実験代替としての可能性
  1.6 デジタル化の波:生体模倣モデルの技術とデジタル化時代の相互作用


 2 生体模倣モデルの考案や構築に必要とされる学問の理解
  2.1 組織工学(ティッシュエンジニアリング)の基礎
  2.2 発生学(生物の成り立ちと細胞分化)とその応用
  2.3 幹細胞(多能性幹細胞やiPS細胞)の科学と技術
  2.4 生理学(生物としての機能)および神経科学と技術


 3 必要な培養デバイスと培養手段の選択
  3.1 主要な材料の選択と評価
   3.1.1 微細加工の技術革新
   3.1.2 最適な材料の選定
   3.1.3 生体適合性を持つ主要な材料
  3.2 標準的なデザインパターンとその応用
  3.3 国際的な最新トレンドと先端技術


 4 必要な細胞の選択と利用
  4.1 一般的な細胞株の選択と培養方法
  4.2 初代培養の確立とその方法
  4.3 多能性幹細胞の重要性
  4.4 iPS細胞:幹細胞科学のシンギュラリティ突破とその影響
  4.5 3D培養の技術
  4.6 先進国の動向と先端技術の紹介


 5 生体模倣モデルにおける血管の役割と技術
  5.1 組織における血管の基本的な役割
  5.2 生体模倣モデルでの血管の重要性
  5.3 大血管と毛細血管の構築技術
  5.4 灌流技術とその応用
  5.5 国際的な動向と新技術

 6 複数の臓器を統合する神経ネットワーク技術
  6.1 神経ネットワークとその生体内での役割
  6.2 神経細胞の選択と利用
  6.3 神経ネットワークの構築方法
  6.4 神経インターフェースの革新
  6.5 先端技術と国際的な動向

 7 生体模倣モデルの応用と国際的な動向
  7.1 再生医療との連携
  7.2 創薬への寄与
  7.3 診断技術への応用
  7.4 毒性試験の新しい方法
  7.5 機能性食品の開発への影響
  7.6 関連する新しいガイドライン
  7.7 動物実験の代替としての可能性

 8 デジタル化時代への適応と展望
  8.1 ビッグデータとAIの利用
  8.2 カスタマイズと個人化医療の進展
  8.3 セキュリティと倫理的な課題
  8.4 産業界との連携と未来のビジョン

 9 セミナーの総括と質疑応答



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