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※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はできません。
『ミリ波・テラヘルツ波技術の動向とアンテナ設計・実装技術【LIVE配信】』
~Beyond 5G/6G・自動車応用に向けて~
 開催日時   2023年11月28日(火) 12:30~16:30 
開催場所  【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
価格 非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
学生: 49,500円 (本体価格:45,000円)
  受講申込要領
価格関連
備考
会員の方あるいは申込時に会員登録される方は、受講料が1名49,500円(税込)から
 ・1名46,200円(税込)に割引になります。
 ・2名申込の場合は計49,500円(2人目無料)になります。両名の会員登録が必要です。
備 考 ・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 ご自宅への送付を希望の方は通信欄にご住所などをご記入ください。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
主 催  R&D支援センター 

 ※請求書、招待メール等は、R&D支援センター社より送付いたします。

 講師 名古屋工業大学 大学院 工学研究科 電気・機械工学専攻 教授 博士(工学) 榊原 久二男 氏
【ご略歴・ご活躍】
1996年3月東京工業大学大学院博士卒。1996年4月~2002年9月、(株)豊田中央研究所にて、車載ミリ波レーダ用アンテナの開発に従事。その間、2000年10月~2001年4月に、ドイツ・ウルム大学で客員研究員として、ミリ波導波管モジュールを開発。2002年10月より名古屋工業大学・講師、助教授、准教授、教授として、ミリ波アンテナおよびメタマテリアルについて研究・開発を進め、現在に至る。
受講対象・レベル  ミリ波レーダ・ミリ波通信システムなど、ミリ波システム・各種デバイス開発に携わっている方
必要な予備知識  応用をベースに話しますので予備知識は必要ありませんが、具体的な設計技術まで習得をしたい方は、電磁気学・電磁波工学・伝送線路理論の基礎を習得していると望ましいです。
 習得できる知識 ・ミリ波・テラヘルツアンテナ技術の最新動向
・ミリ波アンテナ周辺技術の設計手法
 趣旨  波長に対する寸法で構造を設計するアンテナは、原理的には、すべての寸法を波長比でスケールダウンあるいはスケールアップすることによって、異なる周波数で同じ特性のアンテナが設計できる。ところがミリ波の電磁波は極端に周波数が高いため、実際に設計・試作しても、実験で所望の特性が得られないことが多い。これは、伝送線路の損失が予想以上に大きかったり、金属パターンやスルーホールなどの製造限界によりアンテナ各部の寸法を大幅に変更せざるを得なかったり、製作誤差や組み付けのばらつきが、波長に対して無視できない大きさになってしまったりすることなどに起因し、実用上の課題が多い。
 本セミナーでは、まず、ミリ波ならではの性質を生かして先行して実用化された自動車レーダをはじめ、近年、注目されるようになってきた第5世代移動通信(5G)の次のBeyond 5G/6Gなどのミリ波・テラヘルツ通信およびそのアンテナ開発動向について紹介する。さらに、ミリ波アンテナの実用上の課題とそれを考慮した設計手法や、その高機能化の一手法として注目されている指向性走査技術について解説する。そして、通信システムやセンシングシステムにアンテナを実装する上で重要な異種伝送線路接続技術についても解説する。
プログラム 1.ミリ波・テラヘルツ波技術の動向
 1-1. 様々なミリ波・テラヘルツ波応用
  (1) 大容量ミリ波通信、第5世代移動通信(5G)、Beyond 5G・6G
  (2) 車載ミリ波レーダ
 1-2. 車載センシング技術
  (1) 様々なセンシング方式
  (2) 各種センシング方式の比較とミリ波センシングの特徴
 1-3. 自動車レーダの開発動向
2.高利得ミリ波アンテナの設計技術
 2-1. 指向性走査方式
 2-2. 様々な高利得アンテナ
 2-3. テラヘルツアンテナ
 2-4. マイクロストリップアンテナの設計例
 2-5. 各種アンテナのミリ波応用における課題
3.ミリ波・テラヘルツ波システムの実装
 3-1. 様々な伝送線路とアンテナ形態
 3-2. 異種伝送線路接続技術(アンテナと高周波回路との接続)
4.まとめ
 【質疑応答】