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※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
『高効率グリーン水素製造における水電解触媒電極の機能・評価・設計【LIVE配信】』
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開催日時 |
2022年12月21日(水) 10:30~16:30 |
開催場所 |
【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。
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価格 |
非会員: 55,000円 (本体価格:50,000円)
会員: 49,500円 (本体価格:45,000円)
学生: 55,000円 (本体価格:50,000円)
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価格関連
備考 |
■会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
★3名以上同時申込は1名につき27,500円(税込)です。
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備 考 |
資料付き【PDF配布】
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。 ・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
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主 催 |
R&D支援センター |
※請求書、招待メール等は、R&D支援センター社より送付いたします。
講師 |
北海道大学 大学院理学研究院化学部門 教授 博士(理学) 村越 敬 氏
【専門】
表面物理化学、電気化学、顕微分光
【略歴】
1992年 北海道大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程修了 博士(理学)
1992年 北海道大学理学部 教務職員技官
1992年 フランス科学研究庁(CNRS) 博士研究員
1993年 大阪大学工学部 助手
1998年 大阪大学大学院基礎工学研究科 助教授
2000年 北海道大学触媒化学研究センター客員 助教授
2003年 北海道大学大学院理学研究院化学部門 教授
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受講対象・レベル |
・電気化学反応の基礎、熱力学、反応速度論に興味がある方
・電極材料の調製や微細構造制御法に興味のある方
・電極の電気化学性能評価、分光分析に興味のある方。 |
習得できる
知識 |
・水電解電極における電気化学反応計測
・電気化学顕微ラマン振動分光計測法
・水素発生反応における電気化学質量分析法
・電極反応の速度論解析法
・水電解特性のデータサイエンスに向けた取り組み
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趣旨 |
再生可能エネルギーを用いた水電解による水素製造が注目されている。旧い歴史を有し、成熟技術とも言われる水電解であるが、さらなるイノベーションの期待が高まっている。まず、今後の持続可能な社会構築に向けた水素エネルギーの必要性を検証し、国内外におけるグリーン水素製造の重要性を考える。次いで水電解の現状を俯瞰し、特に電極触媒の技術課題について焦点を絞り議論する。水電解における水素・酸素発生反応の基礎、触媒能の定量評価、分光分析手法について解説し、機能向上に向けた取り組みを紹介する。その上で、原理的な理解に基づく性能上限を議論し、水電解技術の今後を展望する。それらに基づき効率的な再生可能エネルギーによる水素製造が社会的にもたらす波及効果について議論する。
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プログラム |
1.水電解技術を用いたグリーン水素製造について
1.1 水電解システムとは
1.2 水電解のエネルギー収支
・水電解セルのエネルギー損失
1.3 水電解電極における水素・酸素発生反応の特性評価
・水、水素、酸素の分子物性と熱力学特性
・Tafel式による電極表面反応解析
・サイクリックボルタンメトリー
・回転ディスボルタンメトリー
1.4 水電解電極における分子プロセス評価と制御
・In-situラマン振動分光計測
・電気化学質量分析
・電極反応速度論解析
・電極表面過程の量子化学計算
1.5 水電解電極の材料・組成・構造の設計・評価・制御
・電極表面のナノ・マイクロ構造制御
・電極触媒調製
・電気化学活性表面積の決定
1.6 電解質の組成・液性・温度・圧力制御
・軽処理水電解に向けて
・電気化学反応のpH依存性
・静水圧印可時の高圧電気化学計測
1.7 電解セパレーターについて
・イオンの水和構造
・電解質イオンの伝導性制御
1.8 水電解システムの性能評価
1.9 水電解技術開発におけるデータサイエンスの役割
2.高効率水電解技術開発の最新動向について
2.1 水電解電極材料について
・HER/OER電極材料の開発状況
2.2 水素製造技術の世界動向
・ゼロ炭素社会について
・グリーン・ニューディールに向けた国内外の取組
2.3 水電解技術を利用した新エネルギー物質製造
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