1998年 大阪市立大学 工学研究科 応用物理学専攻 博士課程修了(工学博士)。 1998年 通産省 電子技術総合研究所 研究員。 2001年 産業技術総合研究所 研究員。 2023年 同 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 副センター長。 2024年より 法政大学 情報科学部 教授。 2024年より 産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター クロスアポイントメントフェロー。 その間、オランダTwente大学、スウェーデンChalmers工科大学、仏CNRS、仏ILL、仏LPMMC、ロシアHSE等にて、客員研究員や客員教授を併任。 2018年~ 文科省光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAPサブプログラムディレクタ(量子情報処理領域・人材育成プログラム領域)。 2019年~2023年 一般社団法人量子ICTフォーラム理事及び量子コンピュータ技術推進委員会委員長。 2020年~ NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発 量子関連コンピューティング技術 プロジェクトリーダー。 2020年~ 内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」 アドバイザ。 2022年~ JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザ。
2024年11月28日(木)10:00-17:00 量子アニーリングとは、量子揺らぎを制御することで組合せ最適化問題の近似解を求める手法です。2011年にカナダのベンチャー企業D-Wave Systems社が超伝導量子アニーリングマシンを商用化して以来、量子アニーリングマシンのハードウェアやビジネス利用に向けた研究開発が著しく進展してきました。それに対し、古典物理学の原理に基づいた古典アニーリングマシンハードウェアの開発が日立、富士通、東芝、NEC等で進められています。加えて、エンドユーザーが様々な量子及び古典アニーリングマシンにアクセスできるクラウドサービスもFixstars、AWS、Microsoft等から提供されるようになってきました。そのため、近未来の量子技術として量子アニーリングに産業界から期待が寄せられています。
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