トリケップス文献調査用資料 CD-TR059
畳み込み符号とViterbi復号
刊行月:2008年4月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、171頁
執筆者:
八嶋弘幸 埼玉大学 工学部 情報システム工学科 助教授(工学博士)
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第1章 誤り訂正符号とディジタル通信
1 ディジタル通信のモデル
1.1 通信システム
1.2 通信路
BSC(Binary Symmetric Channel) / 離散的メモリレスm入力M出力通信路 / ガウス通信路(Gaussian Channel) / フェージング通信路(Fading Channel)
2 誤り訂正符号とは
2.1 符号化と復号
2.2 ブロック符号の具体例
2.3 距離構造と誤り訂正能力
2.4 カタストロフィックコード
第2章 畳み込み符号
1 畳み込み符号の構造
1.1 符号の構造
1.2 木構造
1.3 状態遷移
2 畳み込み符号の数学的表現
2.1 生成行列と検査行列
2.2 生成多項式による畳み込み符号の表現
2.3 組織符号と非組織符号
第3章 Viterbi復号のアルゴリズム
1 復号トレリス
1.1 木構造による畳み込み符号の復号
1.2 復号トレリス
2 Viterbi復号
2.1 Viterbi復号のアルゴリズム
2.2 Viterbi復号誤り訂正能力
2.3 その他の符号器に対するトレリス
第4章 畳み込み符号の最尤復号
1 最尤復号とは
2 通信路と最尤復号
2.1 BSCにおける最尤復号
2.2 ガウス通信路における最尤復号
2.3 フェージング通信路における最尤復号
2.4 ガウス通信路におけるQ値軟判定Viterbi復号
第5章 畳み込み符号の特性
1 畳み込み符号の距離特性
1.1 誤りパスの解析
1.2 畳み込み符号の生成関数
2 畳み込み符号とViterbi復号の誤り率特性
2.1 硬判定Viterbi復号の誤り率
2.2 軟判定Viterbi復号の誤り率
2.3 最適符号と距離特性
3 パンクチャード符号
3.1 パンクチャード符号の生成
3.2 パンクチャード符号の復号
3.3 パンクチャード符号の特性
3.4 RCPC(Rate Compatible Punctured Code)
第6章 ディジタル変調方式
1 変調と復調
1.1 ASK(Amplitude Shift Keying:振幅シフトキーイング)
1.2 PSK(Phase Shift Keying:位相シフトキーイング)
1.3 FSK(Frequency Shift Keying:周波数シフトキーイング)
1.4 DPSK(Differential PSK:差動PSK)と遅延検波
1.5 2値変調方式の誤り率
2 多値変調
2.1 MASK(M-ary ASK)
2.2 MPSK(M-ary PSK)
2.3 π/4シフトQPSK
2.4 MFSK(M-ary FSK)
2.5 QAM(Quadrature Amplitude Modulation)
2.6 MSK(Minimum Shift Keying)
2.7 GMSK(Gaussian Minimum Shift Keying)
3 スペクトル
4 ディジタル変調方式と誤り率特性
第7章 トレリス符号化変調
1 符号化変調
1.1 符号化変調とは
1.2 符号化変調の復号
2 信号点のマッピング
2.1 トレリス符号化8相PSK
2.2 トレリス符号化16相PSK
3.符号化利得の漸近値
第8章 ターボ符号
1 ターボ符号とは
1.1 ターボ符号
1.2 再帰的畳み込み符号
1.3 繰り返し復号
2 ターボ符号の復号アルゴリズム
2.1 MAP復号
2.2 繰り返し復号
2.3 MAX Log-MAP復号とLog-MAP復号
第9章 畳み込み符号とViterbi復号、ターボ符号の応用
1 衛星通信、宇宙通信への応用例
2 地上波ディジタル放送への応用
3 IMT-2000への応用
3.1 W-CDMAにおける誤り訂正符号
3.2 cdma2000における誤り訂正符号
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