トリケップス文献調査用資料 CD-TR032

回路部品の故障モードと加速試験

刊行月:1997年11月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、180頁
監修:
 渡部 篤 株式会社東芝
執筆者:
 渡部  篤 株式会社東芝 日野工場 技術管理部 主査
 柳瀬恒夫 松下電子部品株式会社 回路部品事業部 皮膜抵抗器部 皮膜抵抗課 主任技師
 吉田則文 福井松下電器株式会社 回路部品工場 品質保証課 課長
 清水紀勝 株式会社村田製作所 コンデンサ事業部 品質管理部 品質管理課 課長
 岩元茂芳 松下電子部品株式会社 コンデンサ事業部 小型商品技術課 主事
 木村十郎 元 株式会社タムラ製作所 品質保証部 部長
 山田博章 日本電気株式会社 伝送通信事業部 デバイス部 主任
 藤島 啓 株式会社村田製作所 専務取締役
 長谷川 淳 日本電波工業株式会社 狭山工場 第2機器部 主任技術員
 千葉亜紀雄 日本電波工業株式会社 狭山工場 第2技術部 課長
 岡本謙蔵 日本電波工業株式会社 狭山工場 第4水晶部
 山本敏男 タバイエスペック株式会社 信頼性技術研究室 課長

内容項目

第1章 加速試験概説
 1 加速試験(Accelerated Test)
 2 使用環境による部品の故障率の変化
 3 加速試験におけるデータの解析
 4 故障メカニズムと故障モード
 5 故障モデルの策定
第2章 抵抗器
第1節 リードレス抵抗器の故障モードと加速試験
 1 概説
 2 円筒型リードレス抵抗器の構成
  2.1 構造と工法
  2.2 基本設計
 3 信頼性試験
  3.1 規格における試験法比較
  3.2 製造管理試験
  3.3 信頼性試験方法
 4 故障モードと評価方法
  4.1 故障モード
  4.2 熱劣化と加速
  4.3 湿度劣化と加速
  4.4 耐パルス特性
  4.5 機械的強度
第2節 角型チップ抵抗器の故障モードと加速試験
 1 概説
 2 製品の構造と特徴および面装着状況
  2.1 チップ抵抗器の構造概要
  2.2 チップ抵抗器の特徴
  2.3 チップ部品面装着技術の概要
 3 環境ストレス試験と故障モード
  3.1 寿命ストレス試験による劣化速度
  3.2 電気ストレス試験と故障事例
  3.3 実装機械ストレス試験と故障事例
 4 その他の試験と製品評価
  4.1 特殊試験と評価
  4.2 IEC-Pub115-2およびTC(S)542による評価事例
 5 まとめ
第3章 コンデンサ
第1節 固定コンデンサの故障モードと加速試験
 1 概説
 2 セラミックコンデンサの形状・プロセス概要
  2.1 セラミックコンデンサの種類と特長
  2.2 セラミックコンデンサのプロセス(製造工程)
 3 セラミックコンデンサの故障モード
  3.1 単板形セラミックコンデンサの主な故障モードと発生要因
  3.2 積層形セラミックコンデンサの主な故障モードと発生要因
 4 環境ストレスと加速寿命試験
  4.1 加速寿命試験装置
  4.2 試験条件の設定
  4.3 ステップストレス試験
  4.4 積層チップコンデンサの加速係数調査
  4.5 クラックを有した積層チップコンデンサの信頼性
 5 コンデンサの故障率
  5.1 実施方法
  5.2 試験条件
  5.3 試験方法、測定時間
  5.4 特性値の径時変化
  5.5 セラミックコンデンサの故障率
第2節 アルミニウム電解コンデンサの故障モードと加速試験
 1 はじめに
 2 アルミニウム電解コンデンサの原理と構造
  2.1 アルミニウム電解コンデンサの原理
  2.2 アルミニウム電解コンデンサの構造
 3 アルミニウム電解コンデンサの信頼性
  3.1 故障モード
  3.2 故障パターン
  3.3 環境ストレスと信頼性
  3.4 チップ形アルミニウム電解コンデンサの信頼性
 4 アルミニウム電解コンデンサの加速試験
  4.1 電解液のドライアップ(拡散)メカニズム
  4.2 電解液の透過
 5 温度加速性について
 6 おわりに
第4章 トランス、コイルの故障モードと加速試験
 1 はじめに
 2 コイル、トランスの分類
 3 コイル、トランスの検査
  3.1 検査項目
  3.2 故障モード
  3.3 トランスの絶縁システム
 4 試験
  4.1 検査の種類
  4.2 材料検査
  4.3 認定検査
  4.4 初回納入品検査
  4.5 品質適合検査
 5 試験設備
  5.1 伝授計測器
  5.2 環境試験設備
 6 信頼性試験実施上の諸問題
 7 むすび
第5章 フィルタ、振動子
第1節 メカニカルフィルタにおける故障と加速試験
 1 まえがき
 2 メカニカルフィルタの信頼性と故障解析
  2.1 種類と構成
  2.2 メカニカルフィルタの故障モード
  2.3 故障の原因
  2.4 故障の防止と高信頼化
  2.5 フィールドデータ
 3 メカニカルフィルタにおける加速試験
  3.1 加速試験の方法と実施例
  3.2 メカニカルフィルタにおける加速試験の加速率
 4 むすび
第2節 セラミックフィルタにおける故障モードと加速試験
 1 まえがき
 2 セラミックフィルタの設計と製法
  2.1 圧電セラミックス
  2.2 振動モード
 3 パッケージ
  3.1 プラスチックケース方式
  3.2 樹脂ディップ方式
 4 信頼性
  4.1 信頼性データ
  4.2 フィルドデータと故障モード
  4.3 加速係数
 5 信頼性の評価
 6 むすび
第3節 水晶フィルタ、水晶振動子の故障モードと加速試験
 1 宇宙開発用水晶フィルタ
  1.1 水晶フィルタ
  1.2 要求品質水準
  1.3 故障モード
  1.4 加速寿命試験
 2 宇宙開発用水晶振動子
  2.1 振動子の概要
  2.2 要求品質の概要
  2.3 故障モード
  2.4 加速寿命試験
  2.5 信頼性向上の試み
 3 自動車用水道振動子
  3.1 自動車用水道振動子の概要
  3.2 自動車用水道振動子に要求品質市水準
  3.3 故障モード
  3.4 加速寿命試験
  3.5 信頼性向上の実施 
第6章 加速試験装置とその応用手法
 1 はじめに
 2 加速試験の目的
  2.1 熱衝撃実験
  2.2 耐湿性試験
  2.3 振動試験
 3 加速寿命試験装置の実際
  3.1 熱衝撃試験装置
  3.2 高度加速寿命試験装置
  3.3 振動試験装置と複合環境試験装置
 4 加速寿命訴権装置の応用手法
  4.1 試験槽内の熱的な影響
  4.2 計測性能について
  4.3 試験槽内の水分
  4.4 その他の注意事項
 5 おわりに



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