トリケップス文献調査用資料 CD-TR023
精密モータの回転むら・トルクむら・振動対策事例
刊行月:1997年10月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、165頁
監修:
中野 純 株式会社安川電機製作所 OAサーボ事業部 設計課
執筆者:
国分元宏 株式会社小野測器 営業技術1課
木曽又一郎 三菱電機株式会社 伊丹製作所 開発部
斎藤文利 松下電器産業株式会社 モータ事業部 騒音・振動研究チーム
丸島國義 オリエンタルモーター株式会社 技術本部 技術課
萩野弘司 日本サーボ株式会社 埼玉工場 設計部
中野 純 株式会社安川電機製作所 OAサーボ事業部 設計課
川村 昭 東栄電機株式会社 開発部
中塚晴雄 株式会社芝浦製作所 小浜工場 技術部
三輪善一郎 神鋼電機株式会社 技術開発本部 研究部
堀 健一郎 神鋼電機株式会社 汎用機器事業部 第2技術部
岩間明彦 株式会社リコー 技術本部 生産技術センター
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第1章 トルク伝達系の変動測定
1 概説
2 トルク測定の原理
2.1 トルク検出原理
2.2 信号処理法
3 測定結果
4 むすび
第2章 振動の測定方法(1)
1 振動検出器とその選択
1.1 加速度形検出器
1.2 速度形検出器
1.3 変位形検出器
2 振動測定器とその選択
3 振動測定、分析、信号処理
3.1 振動測定の基礎
3.2 周波数分析
3.3 三次元スペクトル
3.4 次数比分析
3.5 時間軸加算平均化データ
4 振動加振源
4.1 ロータの機械的不つりあい
4.2 電磁加振力
4.3 気体・流体の圧力変動
4.4 軸受振動
5 振動対策
5.1 加振力
5.2 系の変更
5.3 振動絶縁
6 振動試験
6.1 振動特性試験
6.2 加振機試験
6.3 加速試験
7 むすび
振動・騒音の測定(2)
1 騒音測定
1.1 騒音に関する基礎知識
1.2 騒音測定に用いる測定機器
1.3 騒音測定および関連規格
1.4 騒音測定に於け留意点
2 振動測定
2.1 振動に関する基礎知識
2.2 振動測定に用いる測定機器
2.3 振動測定および関連規格
2.4 振動測定に於け留意点
第3章 ステッピングモータ
1 概説
2 ステッピングモータの基礎理論
2.1 構造及び回転原理
2.2 トルク特性
3 ステッピングモータの固有振動に基づく振動トルクの発生機構について
3.1 インディシャル応答に基づく振動について
3.2 共振現象について
4 振動防止対策
4.1 機械的対策例
4.2 電気的対策例
5 ステッピングモータの高調波トルクによる振動発生機構について
5.1 HBタイプステッピングモータの発生トルクの分類
5.2 HBタイプステッピングモータの発生トルクの算出
5.3 高調波振動トルクの消去法
第4章 ブラシレスDCモータ
1 ブラシレスDCモータの特性
1.1 定常解(直流解)
1.2 周波数特性
1.3 速度制御
2 ブラシレスDCモータの回転むら
3 ブラシレスDCモータのトルクリップル
3.1 駆動方式とトルクリップル
3.2 トルクリップルの低減
3.3 トルクリップルの増加
4 回転むらの低減方法
4.1 極数、相数の増加と慣性モーメントの増加
4.2 速度制御
第5章 直流サーボモータの振動・騒音・トルクむら
1 振動・騒音について
2 ねじり振動
3 軸曲げ振動
4 トルクむらについて
第6章 ブラシレスDCサーボモータの変動対策
1 電機子電流とトルクの変動
1.1 電機子電流とブラシレスDCモータのトルク
1.2 3相電機子電流の大きさに差がある場合に
ブラシレスDCモータに発生するトルク
1.3 電機子電流中1相の位相がずれる場合に
ブラシレスDCモータに発生するトルク
1.4 電機子電流に基本波成分と高調波成分が存在する場合に
ブラシレスDCモータに発生するトルク
1.5 電機子電流に基因するブラシレスDCモータの
トルク変動を防止する方法
2 電機子巻線とトルクの変動
2.1 電機子巻線の変化とトルク変動
2.2 電機子巻線によるトルク変動の防止方法
3 電機子鉄心とトルクの変動
3.1 スロットによるトルクの変動
3.2 電機子鉄心の組合せ不良によるトルクの変動
3.3 電機子鉄心によるトルク変動の防止方法
4 界磁極とトルクの変動
4.1 界磁極によるギャップ磁束分布とトルク
4.2 界磁極永久磁石の減磁によるトルク変動
4.3 界磁極によるトルク変動の防止方法
5 その他の原因によるトルクの変動
5.1 ブラシレスDCモータの負荷急変による動揺
5.2 その他の原因によるトルク変動
第7章 誘導電動機
1 概説
2 回転磁界の作り方で振動が発生する
2.1 3相電流による回転磁界
2.2 2相電流による回転磁界
2.3 純単相の交番磁界
3 2f電磁振動・音の原因について
4 その他の電磁音及び電磁振動
5 機械系の要因
5.1 回転子の固有振動数
5.2 軸系のねじり共振の固有振動数
5.3 回転体のアンバラ(電動機回転、ファン負荷、etc.)
5.4 ファン音
5.5 ボールベアリングの振動・騒音
5.6 軸のたわみ・軸の曲がり
5.7 その他の部品精度・剛性の影響
6 振動・騒音の検討事項
6.1 2P-10Wバーナ用コンデンサーモータの軸受異音判別
6.2 ファンコイルユニットにおける異常音対策の事例
6.3 モータ支持ゴムによる騒音低減の事例
6.4 モータのスロット組合せ変更
7 まとめ
第8章 リニアパルスモータの振動とその対策
1 リニアパルスモータの振動
1.1 ハンチングの状況
2 LPMの振動抑制(ダンピング)の方法
第9章 リニアDCモータ
1 まえがき
2 リニア直流モータの種類と応用
3 可動コイル形LDM
4 可動磁石形LDM
5 リニアモータの支持機構
6 あとがき
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