トリケップス文献調査用資料 CD-TR013
~耐ノイズ回路基板の~配布線設計技術
刊行月:1997年5月、価格:7,590円(税込)
体裁:CDR、175頁
執筆者:
武井 正 沖電気工業株式会社 通信ネットワーク事業本部 統合デザインセンター 担当部長
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第1章 電子機器の耐ノイズ対策について
1 電子装置のノイズ対策
2 回路基板でのノイズ対策
3 素子動作によるノイズ対策
第2章 信号波形の性質と耐ノイズ対策
1 信号波形の高周波遮断周波数
2 集中定数線路と分布定数線路との切り分け
3 耐ノイズ対策
第3章 回路基板緒元
1 回路基板構造諸元
2 回路基板設計諸元
2.1 基本格子
2.2 補助格子
2.3 自動設計
2.4 多層回路配線板の設計規格
3 高密度回路基板諸元
第4章 回路基板の電気的特性
1 信号パターンの特性インピーダンス
2 信号パターンの伝播速度
3 信号パターン間結合係数
3.1 集中定数による結合回路
3.2 分布定数による結合回路
第5章 ディジタル回路基板のノイズ対策技術
1 電源・アースノイズと対策技術
1.1 論理回路での電源・アースノイズの発生原因
1.2 メモリ回路での電源・アースノイズの発生原因
1.3 対策技術
1.4 電源・アースノイズ軽減の総合対策技法
2 信号反射ノイズと対策技術
2.1 終端条件による反射
2.2 線路の特性インピーダンスの不連続による反射
2.3 負荷接続による反射
2.4 パターン分岐条件による反射
3 信号パターン間誘導ノイズと対策技術
4 信号波形歪ノイズと対策技術
第6章 アナログ回路基板のノイズ対策技術
1 信号伝送ノイズと対策技術
2 電源・アースノイズと対策技術
2.1 電源供給系のノイズ対策技術
2.2 電源ラインフィルタの挿入
2.3 アース供給系のノイズ対策技術
3 回路の共通インピーダンスノイズと対策技術
4 適正なノイズ対策事例
第7章 配布線設計技術
1 素子の雑音余裕度
2 静的雑音余裕度
3 動的雑音余裕度
4 総合雑音余裕度の設定例
5 雑音配分手法
5.1 単純加算の雑音配分
5.2 統計加算の雑音配分
6 回路基板内での配布線設計技術
7 回路基板間での配布線設計技術
8 耐ノイズ配布線設計技術
9 時間歪配布線設計技術
10 雑音配分不可能な施策
第8章 回路基板での耐ノイズ設計技法
1 最適論理素子の選択
2 未使用IC入力端子の処理法
3 フリップフロップ回路接続の適正化
4 信号パターンの特性インピーダンスの適正化
5 論理IC入力波形の適正化
6 電源・アースの供給配線の適正化
7 電源用バイパスコンデンサ挿入の適正化
7.1 素子自身の電源・アース端子間に可能な限り近接して挿入する
7.2 バイパスコンデンサ容量値の適正化
7.3 バイパスコンデンサの周波数帯域の適正化
8 回路基板内配線ルートの留意点
9 回路動作の低インピーダンス化の留意点
10 回路動作性信号配線の留意点
11 直交配線によるクロストークノイズの低減化
12 回路の切替動作ノイズの低減化
13 アナログ・ディジタル混在回路における留意点
14 信号パターンの切断による修正配線
15 素子特性による伝送線路長制限の留意点
16 コネクタ接続への基盤接栓構造の留意点
17 フラットケーブルでの信号伝送の留意点
第9章 電磁・静電誘導ノイズの対策技術
1 電磁界からの侵入ノイズ
2 静電誘導ノイズの対策技術
3 電磁誘導ノイズの対策技術
4 電磁界ノイズの対策技術
第10章 耐ノイズ対策の信号パターン配布線設計例
1 安定動作の信号パターン配布線設計例
2 同時動作性信号パターンの配布線設計例
3 電源・アース供給ラインの配布線設計例
第11章 高速・高密度回路基板設計技術の動向
1 回路基板設計技術
1.1 配線パターンの微細化
1.2 スルーホールの小径化
1.3 多層化
1.4 高速化への対応
2 配布線設計技術
参考文献
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