1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、

受講料 58,800円/1口 が格安となります。




日常医療・未病医療のための

生体センシングとデバイス開発

~キャビタス(窩腔)センサ、生体ガスセンサ・探嗅カメラ、人工臓器~


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  開催日時:2020年7月28日(火) 13:00-17:00

  会  場:オームビル(東京都千代田区神田錦町3‐1)

 受 講 料:1人様受講の場合 43,000円[税別]/1名

      1口でお申込の場合 56,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)


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講 師


 
三林 浩二 氏 


    東京医科歯科大学
       生体材料工学研究所 教授 
       大学院 医歯学総合研究科 教授兼担
        



       高度医療や社会の高齢化に伴い、国内そして世界の医療機器市場は拡大を続け、
     さらには携帯電話のデジタル機器やIoTの発展により、新しいパーソナル・ヘルスケアの
     機運が高まっています。医療機器産業は自動車や家電と同様な総合産業であり、
     日本が培ってきた多様なプロセス技術(半導体、有機、バイオ)が生かされる領域です。
       本セミナーでは、日常医療や未病医療を見据えながら、各種プロセス技術を駆使して
     開発した新しい生体計測デバイスとして、非侵襲計測のためのキャビタス(窩腔)センサと
     ウエアラブルセンサの可能性、身体の代謝機能に着目した高感度なガスセンサと
     可視化システム(探嗅カメラ)への応用、そして、生体と人工物の融和を目指し、
     生体適合性を備えながらも生体エネルギーによって駆動可能な人工臓器システムなどを
     詳解します。さらに、最新の研究動向と将来の医療デバイスの展望についても、分かり
     やすく、かつ詳細に解説します。

   ■ 本セミナーで習得できること(一例):
    ・バイオセンサの基礎知識
    ・糖尿病とその計測
    ・コンタクトレンズ型センサ
    ・マウスガード型センサ
    ・生体臭と疾病&代謝異常
    ・生化学式ガスセンサ
    ・アセトンガスセンサ
    ・探嗅カメラと生体応用(呼気・皮膚ガス)
    ・アクチュエータ
    ・人工臓器



 講義項目


  1. キャビタス(窩腔)センサ
   
1)非侵襲計測から無意識計測へ
   2)生体適合性ポリマーと微細加工技術の融合
   3)ウェアラブル酸素センサと経皮ガス計測
   4)ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサ
   5)非侵襲血糖値評価のための涙液グルコース計測
   6)無線機能付きマウスガード型センサ
   7)BAN(Body Area Network)のための人体通信センシング


  
2. 生化学式ガスセンサ(バイオスニファ)とその計測応用
   
1)薬物代謝機能に基づく高選択性ガスセンシング
   2)魚臭症候群に起因するトリメチルアミン用ガスセンサ
   3)口臭成分メチルメルカプタン用ガスセンサ
   4)バッチ計測用チップ型アルコールセンサ
   5)UV-LEDを用いた高感度ガスセンサ
    a)呼気中エタノールとアセトアルデヒドのモニタリング
    b)呼気アセトンとイソプロパノールの呼気計測
    c)住環境評価のためのホルムアルデヒド計測
    d)健康環境のための植物浄化
   6)匂いの可視化モニタリング(探嗅カメラ)
    a)呼気・皮膚ガスの可視化計測
    b)果実の香りの可視化と成熟度評価


  
3. センサからトランスデューサ(人工臓器)へ
   
1)有機エンジン:人工的能動輸送システム(化学 → 機械エネルギーへ)
   2)動き(速度や方向)でわかるバイオセンシング(直線運動)
   3)人工鞭毛モータ(回転運動)
   4)無脈流ケミカルポンプ
   5)ケミカルピンセット:2成分にて化学制御可能な人工筋肉
   6)人工すい臓:ケモメカによるグルコース濃度制御システム
   7)自立拍動型人工血管
   8)生体エネルギーハーベスティング




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