1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は、

 受講料 57,000円(税別)/1口 が格安となります。



 

『短期開発のための設計根拠に着目した
 信頼性アセスメントの進め方』


 …組織を挙げた知恵と経験が生きている”設計の確かさ”をアセスメントする
 …信頼性に関わる技術情報をデータベース化し、伝承する

 S191010A



 
 

開催日時:2019年10月8日(火)10:00-16:30

会  場:ちよだプラットフォームスクエア(千代田区神田錦町3-21)

受 講 料:1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名

     1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)

新宣伝セミナー日程表 

***関連セミナー*** 『超入門 信頼性データ解析の基本と結果の見方/使い方』(2019年11月6日(水))

 講 師

 

 原田文明(はらだふみあき) 氏 

   ディーテックパートナーズ(元 富士ゼロックス)

 <略歴>  1983年、富士ゼロックス入社。信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階での部品信頼性の評価および設計検証業務を統括する傍ら開発部門や品質保証部門に対する信頼性技術指導を担当。
2010年に現在の富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として信頼性評価技術戦略、品質保証プロセスの体系化と品質保証システムの構築および安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現同社シニアアドバイザー。
 外部活動としてIEC国際標準化委員、IEC TC56 WG2(信頼性技法)主査、東京都信頼性研究会アドバイザー、大学講師(非常勤)、日本品質管理学会評議員、日本信頼性学会会員、電子情報通信学会会員、JIS制定委員ほか

 セミナーの概要

 

 信頼性は良品が機能を失う時間を扱うために、その評価に多くの時間とリソースを要します。新製品開発ではFMEAや再発防止活動と長期間の信頼性試験が必要となります。
 ・新製品開発の過程で、多くの信頼性の不具合が発生した
 ・お客様に、現在のFMEAや信頼性試験結果では安心できないと言われた
 ・これまでのノウハウを生かして、何とか信頼性試験を短くしたい
信頼性は設計の質が問われる性質で、厳しい検査で得られるものではありません。信頼性は不具合を発生させないための「設計の確かさ」で決まります。
 この講座では、“設計や品質保証の実務者/管理者”や“新製品開発の信頼性責任者や管理者”、さらには“短期間での検証を要求される信頼性試験、解析技術者”を対象に、組織をあげた知恵と経験が生きているという「設計の確かさ」をアセスメントする方法と、そのための基盤となる信頼性に関わる技術情報をどのようにデータベース化して伝承していく手段を、事例を交えて紹介します。

 講義項目

 1 品質保証と総合信頼性

  1.1 品質と信頼性(開発遅れ、品質ロス、信頼とシェア喪失)
  1.2 信頼性はなぜ設計で決まるのか
  1.3 信頼性の基礎概念
  1.4 信頼性からディペンダビリティ(総合信頼性)へ


 2 信頼性の基本と設計技法

  2.1 信頼性設計技法の概要
  2.2 信頼性予測の必要性
  2.3 故障原因の除去〜FMEA/FTA
  2.4 故障にならない設計〜冗長設計と設計余裕の取り方
  2.5 信頼性の設計〜部品・材料とシステムでの故障の回避


 3 信頼性の設計と予測

  3.1 信頼性設計の方法と要素と必要な情報
  3.2 信頼性試験の役割とその限界〜試験規模と危険率
  3.3 信頼性設計の充分さをどう見るのか〜設計審査のポイント
  3.4 不具合のないこと、余裕があることをどう見極めるのか
  3.5 信頼性の設計に必要な情報と集め方


 4 信頼性のアセスメント

  4.1 信頼性を確保するためのアセスメント(評価)活動
  4.2 設計目標値、設計仕様、お客様要求、市場実態の違い
  4.3 問題ないことをどう判断〜設計余裕の見極め
  4.4 設計段階の信頼性アセスメントの狙い〜目的、問題/課題
  4.5 アセスメントに必要な情報の収集と活用


 5 アセスメントの技法

  5.1 故障モデルを用いたアセスメント〜安全率の確保、物理モデル
  5.2 数理モデルを用いたアセスメント〜ワイブル解析やシミュレーション
  5.3 解析結果からアクションの決定へ〜総合判断とアクション
  5.4 市場信頼性データの活用〜トレンド、層別、予測へ
  5.5 リスクの考え方と対処


 6 信頼性情報のデータベース化

  6.1 信頼性設計とアセスメントに役立つ情報の種類
  6.2 市場の情報、社内の情報(設計、試験、部品、保守)の関連
  6.3 信頼性情報の体系的な収集〜コンテンツと体制
  6.4 検証活動、故障解析活動の重要性
  6.5 自社の情報資産の掘り起こしと活用


 まとめ




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