トリケップス文献調査用資料 CD-WS251

ステレオ法による立体画像認識の基礎と
車載カメラへの応用

刊行月:2007年3月、価格:54,780円(税込)
体裁:CDR、135頁
執筆者:
 実吉敬二  東京工業大学 バイオ研究基盤支援総合センター アイソトープ分野
         助教授(理学博士)

内容項目

第1章 なぜ自動車にカメラを載せるのか
 1 自動車と安全の関係
 2 衝突事故を可能な限り防ぐ仕組み
  2.1 自動車の高知能化
  2.2 道路の高知能化
 3 画像センサに要求される性能
  3.1 最大検出距離
  3.2 距離分解能
  3.3 視野角
  3.4 横方向空間分解能
  3.5 その他に要求される性能
 4 画像認識の優位性
第2章 2次元画像処理
 1 平滑化
 2 エッジの検出
  2.1 ソーベルフィルタ
  2.2 線形フィルタの表現法
  2.3 ラプラスフィルタ
 3 ハフ変換
 4 グループ化
第3章 ステレオカメラの基礎
 1 車載カメラによる画像の取得
 2 ステレオ画像処理の流れ
 3 カメラ幾何
  3.1 透視カメラ
  3.2 カメラの内部パラメータ
  3.3 カメラの外部パラメータ
  3.4 Fundamental Matrix
  3.5 エピポーラ線とエピポール
  3.6 平行等位のときのF行列
 4 マッチング法
  4.1 特徴ベース法と領域ベース法
  4.2 マッチング領域のサイズ
  4.3 マッチング評価関数
第4章 ステレオカメラによる周囲環境認識
 第1節 白線検出
 1 白線検出の手順
 2 初期ウインドウの設置
 第2節 立体物及び先行車両の検出
 第3節 物体追跡
 第4節 モデルの当てはめ
第5章 リアルタイムステレオカメラ
 1 並列処理
 2 FPGAの活用
第6章 実用化するための技術
 1 補正・校正
  1.1 2台のカメラ歪みの同時補正
  1.2 2台のカメラの校正
 2 輝度差の問題
 3 オクルージョン
第7章 より高度な手法
 第1節 3次元自己位置認識
 1 はじめに
 2 原理
 3 ステレオカメラ
 4 領域の追跡
 5 位置認識
 6 ハードウェア
  6.1 ステレオカメラ部
  6.2 領域追跡処理部
  6.3 ソフトウェア処理部
  6.4 精度の確認
 第2節 法線ベクトル抽出
 1 はじめに
 2 検出の原理
 3 法線ベクトルと変形の関係
 4 実験
 5 まとめ
 第3節 サブピクセル精度について
 1 はじめに
 2 シミュレーションの方法
 3 シミュレーションに用いた条件
  3.1 元になるパターン
  3.2 マッチング評価関数
  3.3 サブピクセル補間
 4 シミュレーション結果
  4.1 元になるパターンによる違い
  4.2 レンズに起因するボケによる違い
  4.3 左右の輝度差による違い
 5 実験による評価
 6 結論



  購入要領